津市まん中交流館 交流イベント「津・夏のバザール」の報告と戦略

今日は、「津市まん中交流館 交流イベント『津・夏のバザール』」でした。

イベントの概要は、津市NPOサポートセンター関連のブログで告知してありますので、そちらをご覧ください。

天気にも恵まれ、同日開催した「津のまん中ウォーク」のチェックポイントにもなっていたため、たくさんの来場者で賑わう1日となりました。

今回のイベントの目玉は、なんと言っても「ワンデイシェフ100円フード」。


普段、コミュニティレストラン「O+」で腕をふるっているシェフさんたちが、今日は津市まん中交流館にきて1ピン100円の料理を提供するというものです。
大好評につきおかげ様で全商品、完売となりました。




その他にも、七夕飾り作りコーナーやハコチカのクラフト販売、みえご縁市場の物産販売。





「やるっち倶楽部」のなちゅらる市場&やるっちステージ、津市の物産販売、「医食同源みえ」や「mamanavi」のブース販売。





シロモチくんの館やスタンプラリー&くじ引きなどが開催されました。




特賞のカブトムシも元気な男の子にもらわれていきました。

皆さま、本当にありがとうございました。




と、普段のブログならここで終わりなのですが、今回は「ワンデイシェフ100円フード」が予想以上にヒットしたので、成功したのをいいことに企画の手の内を明かしておきます。

この「津市まん中交流館 交流イベント」シリーズは、今回で4回目です。
今までに「夏休み工作教室」「ウィンターフェスタ2009」「ひなまつり市2010」と開催してきました。

そもそもイベントとは数ある広報手段の1つであり、イベント単体で結果を残す(例えば、イベントの日だけで儲ける)のではなく、イベントをきっかけとして次に繋げることに意味があると一般的には言われています。


つまりイベントでは、次に繋げるための、そして人に集まってもらうための強力な武器(企画)が必要になってきます。
もちろん武器は今ある素材で何とかするのか、新しい試みを導入するのかは、その時の状況によると思います。


で、今回導入したのが、ワンデイシェフの100円フードです。


当然のことながら、この日のイベント単体でみたらサポートセンター的には赤字です。

だけど、このワンデイシェフの料理を食べて興味を持った方が1人でも2人でもいれば、その方たちはO+の方に足を運んでいただけるかもしれません。
もしかしたらシェフをしていただけるかもしれません。

そうすることで、サポートセンターとしては、コミュニティレストランを活用した地域活性という視点で、よりミッションを達成しやすくなるのです。


だけど、ただいつもと同じように宣伝していても人は集まりません。


津市まん中交流館は何気なく立ち寄る場所ではなく、用事がないと来ない場所なので、来館していただける方が用事を作りたくなるような面白い企画を提供しなければ、宣伝効果が薄くなってしまします。


そこで考えたのがワンデイシェフの100円フードでした。



100円フードの企画自体は5月の時点でほぼ固まっていたのですが、1つ問題がありました。
それは津におけるワンデイシェフの知名度でした。

そこで、5月から今日までにワンデイシェフの知名度を上げることに力を注ぎました。

つまり、もともとあるものをそのまま使うのではなく、期限を決めてより磨きをかけて打ち出すという方向性に挑戦してみました。

その結果、1食100円とはいえ、500食以上を3時間足らずで完売する結果となりました。

もちろん当日に津のまん中ウォークが開催されていたことも大きな要因の1つだと思います。


何はともあれ、イベントに関わっていただいたみなさん。
本当にありがとうございました。

100円フードをご提供できなかった方には、本当に申し訳ありませんでした。
次の機会にぜひ!よろしくお願いします。

ちなみに、スタンプラリーも開始3時間で用意していた用紙が全てハケました。

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