ボードゲームを使ったワークショップ 『インターンシップと内部研修 その1』


2013/6/12にインターンシップと内部研修とを兼ねての
ボードゲームを使ったワークショップを行いました。


午前の部は「人狼」というゲームを活用し、
ロールプレイをしながらセーフティな議論の場を設け、「コミュニケーション」や「チームワーク」に関しての気付きを得ることを目的とします。

アイスブレイクを兼ねて、村での役職とニックネームの発表からスタート。個人的にアイスブレイカブルだった役職には、村長、政治家、刑事、サンドイッチ屋(村でサンドイッチ屋とはなんともニッチ)、タンバリン係(何の?)がいました。


「人狼」については、こちらもご覧ください→HAMACHI 大門人狼


さて、この日の人狼を簡単に説明しますと、
「ここはサポートセンター村。
村には『村人』と、『昼は村人、夜は狼の人狼』がいます。
村人は、話し合って、人狼だと思う人物を追放します。
でも、その話し合いの中には、人狼も入っています。
人狼はうそをつきます。
村人はうそをつきません。」

参加者:15人。
そのうち、
人狼:3人
村人:12人

円卓で議論を進めます。
「 Wさんは人狼・・ですか?」
「村人ですよ。Yさんは??人狼?」
人狼はうそつき。
Wさんは人狼でうそをついているのか・・?
村人で本当のことを言っているのか・・?

いやー、緊張します。
人狼になったインターン生Hさんは、手に汗にぎりまくっていました。
ドキドキしましたね。

昼~朝という時間軸にのっとってゲームは進みます。
昼:人狼はだれなのか、村人みんなで話し合います。
  
夕方:全員で人狼!と思われる人に投票します。
   →最多得票数の人は人狼として村から追放されます。

夜:人狼は狼として眼をさまします。
  人狼は仲間と相談して、どの村人を殺すか決めます。
  
朝:あぁっ!村人が一人・・殺されました・・・。それは・・Sさんです!

という具合。


人狼ゲームで求められるは、
議論すること
思考すること
想像すること
コミュニケーションをとること
チームを意識すること。

自分の役割を認識し、チームが勝つために、どう動くか。

人狼に殺されないためには、
人狼だと見破られないためには、
それでもって、チーム(人狼チームか、村人チームか)が勝つには。

そのための情報は、
議論で引き出すか、
表情・しぐさから読み取るか
これまでの相手とのコミュニケーションから推測するか。
THE MENTALISTのようですね。シーズン4の放送が始まりましたねー。

今日初めて会った人とも、
これまで一緒に活動してきた人とも、
相手から欲しい情報を引き出すために、同じように議論します。

それを少ない時間の中でこなします。
集中せねばなりません!

さ、一人、また一人と人狼に狩られゆく村人・・
人数がだんだん減ってきました。

村人にはちょっと変わった役割がいくつかあって、
そのおかげで面白く、集中できた部分も。

例えば「キューピット」と「狩人」
キューピットは自分が選んだ2人をカップルにします。
カップルはどちらかが死ぬと、もう片方を道ずれに。

狩人は、自分が脱落したときに誰かを道連れにできます。
もちろん人狼と思しき人物を道連れにしたいのですが、
今回は人狼を見破ることができず、村人を道ずれに。
しかも、その村人はカップルだったのでした・・。

これにより、この3人↓が死んでいき、村人チームは自爆の嵐となったこともありました。
さようなら村人・・!!笑うしかありません笑

そしてだれか1人を人狼から守ることができる「守護者」もいました。
誰を守りますか?ときかれて守る人をひそかに指し示す「守護者」。
ゲーム中は誰が守られているのか分からないんです。

最終的に、3ゲーム中2ゲームが人狼チームの勝利で終了でした。

ゲームが進む中、
やっぱりこれどこかで味わった感覚・・と思っていたら、
学生のころに課されていた、ディベート、プレゼンテーション、合宿、研修旅行といった活動の中で身につけることを求められていたものに似ているなと。
議論する力、伝える力、協調性を意識すること、チームでの立場・姿勢を認識すること、など・・・と一緒なんだなと。


さて、前半はこれにて終了。
後半戦は「その2」にて!

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