5時間という長丁場でしたが、ご参加いただいた皆様、そしてファシリテーターを務めて下さいました池山様、本当にありがとうございました。
それでは早速、どんな内容だったのか振り返ってみましょう~
まずは ドンッ!
このたくさん並べられたポストカード。
実は参加者さん全員が自分の好きなものを1つ持って、「何故これを選んだのか?」という理由を織り交ぜながら自己紹介を行うために置かれていたものです。
皆さん「描かれているものが自分の好きな物だったから」等様々な理由を挙げていましたが、それがお話しのきっかけになっていたりして、参加者さん同士の距離を縮める役割を果たしていました!(^^)!
自己紹介が終わった後は、池山さんからこの日の流れの説明等をしていただき、軽くブレインストーミングからワーク開始。
2つ行ったのですが、そのうちの1つが「無関係ゲーム」。
例えば「好きな色は何色ですか?」→「像です。」
といった具合に、投げかけられた質問につじつまの合わない答えを返すというもの。
これが案外難しい…。
質問に引っ張られて答えてしまう参加者の方も多数でした。
もう一つは「未来予想ゲーム」
遠い未来、人間はどうなっているかを予想してどんどん意見を出していくというもの。
その時に自分より1つ前に回答した人の予想に乗っかる、というルール。
どのグループも想像はどんどん膨らんで、意外な未来がメキメキと出来あがっていきました。
さて、ついにここから本格的なワークショップです!
まずは津市出身の文化人類学者・川喜田二郎氏が考案した収束法=KJ法を用いたワークショップです。
約30枚の何の脈絡もない単語カードをグループに分けます。
どんな風に、という指示はないので、参加者の皆さんは暗中模索状態で何とか似ている物同士をぐるりと囲みます。
このように。
…分類できてホッ、と一息ついたのもつかの間。
ただ種類別に分けただけではないか?今までの固定観念にとらわれた分け方ではないか??
などと、池山さんから鋭いアドバイスが飛んできます。
そしてこのKJ法、小さな分類分けが大きな枠組みを作り上げるとされています。
「衣類」→「シャツ」「ズボン」
と、このように大分類から考えていってはいけないんですね。
教えて頂いたこれらの事を踏まえてもう一度単語カード分けにチャレンジ!!
この写真は先程の写真と同じグループのものですが、大きく違っています…!
しかもより予想できない繋がりが見えてきました!!
他のグループも一見、「どうしてこの単語が一緒の枠組み?」という1回目からは考えられなかった結果となり、皆驚きを隠せません…!
各単語、1つの方向を見るだけでは得られない新たな局面を発見でき、日常において偏った物の見方のコリをほぐせた時間でした^^
そして次は更に発展させてデザイン思考の5ステップに沿ったアイデアワークです!
この5ステップとは…
1.2人一組になり、テーマに沿ったインタビューをお互いにし合う
↓
2.インタビューから浮上した問題点を公表し、KJ法を使って分類分け
↓
3.ブレインストーミングでテーマをどのように改善するかアイデア出し
↓
4.アイデアを2軸上に配置し、集類別に分け、解決方法を探る
↓
5.編み出した解決方法をグループごとに発表
そして今回のテーマとは…「財布、支払い、決済に関する困ったこと!!」
このテーマから5ステップで問題点を洗い出し、解決方法までたどり着くという頭をフル回転させるワークを経験しました。
いきなりテーマを投げかけられたらきっと右往左往して時間だけが流れていきそうなところ、ここはやっぱり「アイデアを出す」経験値が上がっている成果!皆さん流れに沿って問題点を絞り、それの解決方法を提案することができました!!
発表もグループごとに工夫のあるものが完成し、皆さん充実感あふれる表情をされていました。
是非普段の生活にアイデア発想法を活かしてくださいねー!!
さて、次回は12月22日に組織の中で一皮むけ成長するための本気ワークショップ4本ノック!~「なぜスタッフや後輩が成長しないのか?」を「こうすれば若手が成長し組織が円滑に進むのか!」に変える~を予定しています!
今回のワークショップの様子を知って気になられたあなた、はたまた仕事面で何か変わるキッカケを探しているあなた、参加してみませんか?
お待ちしております~(^0^)/
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